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昔、ヨーロッパの上流階級の貴婦人たちは、自分で衣装を着ることははしたないことだとされ、侍女や召使いの者が着せ付けをしていたため、きき腕の都合で右前身ごろが上になりました。しかし、男性は身分差に関係なくほとんどが自分自身で着装したといわれています。そのことが現代まで受け継がれてきたというわけです。
その点、和服の場合は男女の性差がなく前合せが同じですね。和服の前合せを反対にする場合、つまり、左身ごろを手前(左前)にして着ることは死者に対してこれを行います。会社が倒産などすると、 「あの会社は左前になった。」 というのはこのことからきています。 ご存知でしたか?