ヨーロッパの水は日本と比べて硬水なので飲料水には向きませんが、染色には適していて、きれいな色が出るということのようです。ですから、イタリー製にはオシャレな色合いの生地があるのです。
それと比べて日本と同じ島国のイギリスの水は軟水なのでやはり、色彩としてはオーソドックスで重厚なものが多いようです。それがかえって、英国の伝統というものを醸し出しているのでしょう。
それでは国産の生地はというと、つたない私の経験から感じることは、確かに品質の面は優れていると思います。例えばシワになりにくいとか、丈夫であるとか、派手過ぎないとか、できるだけ日本人の好みに合わせてあると思います。つまり、それぞれの国の生地の特徴はそれぞれの国の土壌的特性と国民性におおいに影響されているようです。
分かりやすく言えば、実用的なスーツなら国産、オシャレならイタリー製、風格を求めるのであれば英国製、といったところでしょうか。
2008-09-24(Wed) | 未分類
熊本出身のあるお天気キャスターの男性がテレビに出ていて、オシャレな色のジャケットをいつも着ておられたので、関心を持って見ておりました。しかし、ただひとつ残念なことにいつも上着の釦を全部留めておられたのです。
前にも書いたように、紳士物のジャケットの場合(一部の特殊なデザインの物以外)は一番下の釦は留めないのが一応の“ルール”となっており、また留めにくい構造になっています。そこで、余計なお世話とは思いつつ、“同郷のよしみ”でこのことを書いて放送局の彼あてにハガキを出しました。
しかし、ひと月くらい経っても一向に変化がないのであきらめかけていたところ、ある晩、テレビを見ていた妻が「チョット、見て!見て!」と興奮した様子で私に言うので、テレビに目をやると、なんと、ついに彼が下の釦をはずしていたのです!
その後ずっとこのことは守られているようなので、きっと、彼は私のハガキをみてくれたものと確信している次第です。
2008-08-19(Tue) | 未分類
近頃流行っている色で、グレーとベージュが混ざったような色を “グレージュ”というそうです。
これは、あるお客様から教えていただいたことです。お客様の中にはファション雑誌を熱心に読まれていて、我々よりずっと詳しい方がよくおられます。
2008-05-29(Thu) | 未分類
昨今の紳士服はそのほとんどが2釦か3釦ですが、上着の釦を留める時はいずれの場合も
一番下の釦は留めないのが
“着こなしのルール”となっており、また留めにくい構造になっております。
このことは案外知らない方も多いようです。現に、街角でもたまに釦を全部留めて歩いている男性を見かけますし、テレビのキャスターの中にでさえいるくらいです。ただし、このルールは紳士服に言えることであって、婦人服の場合は必ずしもそうではないようです。
2008-01-12(Sat) | 未分類
昔、ヨーロッパの上流階級の貴婦人たちは、自分で衣装を着ることははしたないことだとされ、侍女や召使いの者が着せ付けをしていたため、きき腕の都合で右前身ごろが上になりました。しかし、男性は身分差に関係なくほとんどが自分自身で着装したといわれています。そのことが現代まで受け継がれてきたというわけです。
その点、和服の場合は男女の性差がなく前合せが同じですね。和服の前合せを反対にする場合、つまり、左身ごろを手前(左前)にして着ることは死者に対してこれを行います。会社が倒産などすると、 「あの会社は左前になった。」 というのはこのことからきています。 ご存知でしたか?
2007-07-06(Fri) | 未分類